久しぶりに、都会へと行ってきた 都会といっても、熊本市内のことなのですが、天草の田舎に住んでいると熊本市内も大都会なのです。 何をしに行ったかというと、好きな陶芸家の浜崎節夫さんの個展が17年ぶりに熊本で開催されそれを見に行った。 浜崎さんは、僕が唐津の修行時代に、よく遊びに行った窯元さんで、唐津なのに茶陶やうつわを作らずに、雷様や武士のオブジェを作っておられるユニークな人です。 10年ぶりにお会いしたのですが、人柄のおおらかさと優しさはご健在で、作品も砂岩を彫って1360度の高温で焼き締めたものや、僕の背丈ほどある雷様のオブジェなど、作品もぜんぜん衰えを知らないと言った感じで、感動して帰ってきました。 ギャラリーのテラスで、お話をさせていただき、気がついたら2時間以上経っており、とても楽しい時間でした。 僕がオブジェを作り始めたのは、浜崎さんの影響からです。 浜崎さんのオブジェと僕のオブジェは、全く違うものですが、僕が浜崎さんの影響を受けたという事は、造形とか云々よりも、作る姿勢というものに惹かれていたんだろうなぁと、19歳の若き自分のころを、想像したのでした。
by asanijigama1
| 2008-03-14 10:59
| 灰釉粉引
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