青々とした葉をつけた大木も徐々に黄色やオレンジ色へと変わっています。 大木と葉っぱは、お互いに持ちつ持たれつの関係です。 しかし、気温が下がり湿度が下がると大木は、葉っぱとの関係を切ろうとします。 葉っぱは、今までと価値観を変えてしまった大木に満足できず、次から次へと大木から離れて行きます。 とうとう大木は一人になってしまいました。 大木はひとりになり、とても寂しく悔しい思いでした。 でも、大木は今の価値観を変えてまで、葉っぱ達に戻ってきてもらうつもりはなく、つらくて寒い冬を耐えました。 気がつくと、寒さも緩み、耐え抜いてきた大木には、新たな小さい葉っぱ達がついていました。 下を見ると、自分を離れていった葉っぱ達が肥やしとなり、自分と小さい葉っぱを支えてくれている事を知りました。
by asanijigama1
| 2007-11-09 09:43
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